レシピ / 5月のレシピ
#旬モノ #簡単メニュー #定番料理 #野菜をたべる
春から初夏にかけては新ジャガイモの美味しい季節です。スーパーでも小ぶりで可愛いじゃがいもがドッサリ置かれているのを目にしますよね。
新じゃがいもはみずみずしくて柔らかく、香りもよいのが特徴。皮も薄くて柔らかいので丸ごと食べられるので、栄養価アップなのも嬉しいところ。
じゃがいもの煮物といって思い浮かぶのは王道の「肉じゃが」ですが、実はじゃがいも単体でもとても美味しい煮物になるんです。そこで今回、旬ならではの美味しさを引き出す「シンプル和食な一皿」をご紹介します。
調理時間
60分程度
材料
新じゃがいも 400g
唐辛子 1本
【煮汁の調味料】
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
きび糖 大さじ2
水 200cc
煮汁の調味料をあらかじめ鍋の中で混ぜ合わせておきます。
じゃがいもは小粒であれば丸ごと、少し大きいものが混ざっていたら半分にして大きさを揃え、水に浸してアク抜きをしてから煮汁に入れます。半分に切って種を取った唐辛子も入れて火にかけ、煮立てます。
煮汁が煮立ってきたら火を弱めの中火にして、落し蓋をして煮ます。落し蓋がない場合はアルミホイルなどで代用して。落し蓋をすることで完全に浸っていない部分にも煮汁がまわります。
重さのある木の落し蓋ならじゃがいもが鍋の中で踊るのを防ぐので、煮崩れ防止にも。
じゃがいもに竹串を刺して、すっと通るようになったら落し蓋を取って火を強め、煮汁を煮詰めます。煮詰まってきたら煮汁を舐めてみて、じゃがいもに絡めて丁度良さそうな甘じょっぱさになればOK。鍋を軽く振ってじゃがいもに煮汁を絡めれば完成。
材料がじゃがいもだけとは思えない、素材の美味しさをストレートに楽しめる一品。
じゃがバターやマヨネーズも美味しいけれど、ほっくほくのじゃがいもに、こっくり甘しょっぱい煮汁が絡む、和の味付けもおすすめです。
レシピ・撮影|小泉優奈